ベトナムの
パソコン事情

一見とても便利なように見えても、いざ利用してみるととても不便。こんな経験ってありませんか?

このところベトナムでは、携帯電話やパソコンが急速に増えてきています。携帯電話同士による文字通信も利用者が増え、(もちろん日本ほどではないが)メールにふける若者の姿も目に付くようになりました。その普及率の伸びの速さは街中いたるところで携帯電話が売られていることでもよくわかります。

また、E−mailを使って文字やデータのやり取りを楽しむ若者も増えてきています。ベトナムではインターネットカフェという場所があり、そこでは1分あたり100ドンから200ドン程度の料金でインターネットに接続できるという安くて便利な場所があるのです。

しかしながら、文明の利器の恩恵にあずかると必ず出てくるのがアフターサービスの問題。たとえばベトナムのインターネットサービスプロバイダーですが、私が使用しているプロバイダーは本当にダメ!ただ遅いだけではなく、10回ダイヤルを試みて1回つながれば良い方なんです。サービス窓口に相談したところで何の解決にもならないこのくやしさは何処にぶつければいいのか!!!日本ではブロードバンド時代の到来といわれ、最近光ファイバーやADSLなるものが話題を呼んでいるみたいですが、ベトナムでは電話回線どころか、電気でさえもとても不安定ときています。

不便だ不便だと感じる日々が続いていましたが、つい先日、度重なる停電とダイヤルと私のストレスの的になっていた愛しのパソコンが音を上げたとき、やっと分かったことがありました。

いくら遅くとも、いくらつながらなくとも、使えなくなるほうがよっぽど不便だったんです。

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