ポーナガール南東副祠堂

長いアーチ型の入り口を持っています
だいぶ修復はされていますが入り口部の彫刻も綺麗です
また壁面に隅尖塔の小さいのが施されているのも特徴的です
裏側から見たところ
四角錐の主房部の屋根は大きく崩れているが頂上部の砂岩石だけなぜか落ちずに残っている#多くの遺跡はこれが落ちている
3方の偽扉も綺麗に残っている

重枝先生の解説だとこの主房の形はクアンナム遺跡群のバンアンタワーに深く関連しているらしい

塔の屋根が曲線を描いているところがバンアンタワーと繋がるらしい

横から3基並んでいるところを見ると主祠堂と比べてかなり小さいのがわかる

一番手前は南副祠堂
12世紀ごろの建築と言われている
ポーナガール南副祠堂

これはポーナガール遺跡の中で一番小さな祠堂です
文献によるとかなり修復されていて原型が分からないとのこと
入り口は写真で見たのよりさらに修復されていていました

中には古いご神体が飾られていました
ここもベトナム式に飾られていてチャムのイメージがあまりありませんがこうして生き残ってきたしるしですね
ポーナガール北西副祠堂

この副祠堂は10世紀末の建築と考えられている
チャム遺跡群の中では珍しく舟形屋根の祠堂
この形は宝物庫が多いんだけどね

斜めから見ると立派な隅尖塔があるのが分かる
一部修復されているがオリジナルも残っている
Thap HoaLai ホアライ遺跡

Phan Rang (ファンラン)の南12kmに位置するHoa Lai(ホアライ)遺跡
ここは南のチャム族(ココナッツ氏族)の頃に作られたと言われている
8世紀頃の建設らしい

残念ながら立ち寄れなかったのでバスの車窓から写真だけ
外部の装飾が綺麗らしいんだけどただいま修復中
しかも重枝先生の本によるとまだ未解決の謎がたくさんあるらしいので
修復よりも調査が先だとの事

僕が素人目に見てもミーソンやクイニョン遺跡群とは違う感じがした
やっぱりもう一度来てゆっくりと見学したいなぁ
ポーナガール遺跡群

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北側の壁にはハヌマーンかと思ったら
文献によると戦う獅子らしい
でもこれは獅子には見えないけどなぁ。。。
ハヌマーンだと資料館にあるハヌマーンと関連が付くんだけどなぁ
西側(裏側)にある象に乗った人、インドラ神の象徴らしい
南側にはガルーダが施されている
この建物の壁には偽扉は無く3方に大きな彫刻がされている
こうゆうタイプもチャム遺跡群では珍しいタイプだと思う