山門を登り切ると写真のお寺がある
何の変哲も無い寺だけど、ここがバ・ポーナガールの寺
今はAm Chua と呼ばれている
堂内の写真を撮ろうとしたら撮影禁止
なにやら『写真をとると神様の心が乱れる、心乱れると災いが起きる』
ということなので撮影あきらめました
でも、今でもそんなに信仰してもらえてるバ・ポーナガールってすごい
ポーナガール遺跡を見学していて展示館の中に
『ポーナガール寺』なるものがある事を知りました
ポーナガールを祭った寺。。。初めて聞いた。。。
でも写真もあるしきっとこの辺りにあるんだろう
ニャチャンはそうそうしょっちゅう来られる場所じゃない
時間はある、バイクもある、ベトナム語もできる
探すしかないでしょう
S:ポーナガル寺ってどこ?
おじさん:え?そりゃここだろ?<ポーナガール塔のこと
S:いや、塔じゃなくてお寺があるはずなんだけど
おじさん:知らんなぁ。。。
S:そっか、ありがと。。。
おじさん:(係りの女の子と話をして)あ!待て待て!
S:??
おじさん:お前の言ってるのはAm Chua のことだろう?
ここの女神を祭ってる寺だろ?それはAm Chua って言うんだよ
S:おお!!そうなのか!!An Chua?(ご飯食べた?)??
おじさん:違うよ!Am Chua!! ここから20kmはあるぞ
S:近い!近い!行ってみるよ!
おじさん:(地図を見ながら)この辺だから近所でまた聞いてみな
Am Chua って言えばみんな知ってるから
ということで走る走る20kmどころか30kmは行ったんじゃないかな?
途中でこんなところに出てきちゃってちょっと不安になりました
こんな畑の真ん中にそんなお寺があるのか??
そしたら気配を感じました
なにやら向こうの山の方になんかありそうだ
分かれ道を左に折れて進んでいくとありました
キッチュな狛犬ならぬ狛虎なんだけど、これってチャム関連のお寺に行くとよくいます
僕が知っている限りでは五行山とフエのフォンチェン殿
どちらもチャム族ゆかりのお寺です
ポーナガール遺跡にある資料館に展示してあった
ハヌマーン(上)とガネッシャ(下)の彫刻
彫刻の印象がミーソンやビンディン遺跡群とは違って筋彫りというか彫りこみ方が浅い
帽子もシンプルで今でもチャム族のおじいさんが被っている帽子みたいなイメージ
展示数は少ないけどポーナガール遺跡に行ったら忘れずに立ち寄っておきたいポイント